なぜ靴下?

偶然が重なって象徴となった

クリスマスプレゼントを心待ちにする子供たちは大きな靴下などを壁やベッドの横などに吊るして待つものです。
しかし、なぜ靴下がクリスマスプレゼントの象徴として扱われるようになったのかを知らない人もたくさんいるでしょう。

靴下がクリスマスプレゼントに使われるようになったのは、まずサンタクロースのモデルになった人物を知る必要があります。

セントニコラスという人物がサンタクロースのモデルになっており、このニコラスは貧しい家庭に対して煙突から金貨などを投げ入れ、多くの人々を助けていたことが知られています。

その中で、ニコラスが煙突から投げ入れた金貨がたまたま暖炉の下に吊るされていた靴下に入ってしまったことがあり、翌朝靴下を履こうとした子供が驚き、この金貨のおかげで一家は裕福に暮らすことができるようになったというエピソードがあります。

靴下

このエピソードからクリスマスプレゼントには靴下を準備しておくと良いなどというイメージが広がったようです。
しかし海外の一部地域では良い子にしていなければ靴下の中には金貨のプレゼントではなく火を消すための薪が入っていることなどもあるそうです。

そのため子供たちは良い子にしながら靴下をぶら下げて、プレゼントを待ちながら眠りにつくというもの一般的になりました。

手作りの靴下を飾っておくのも良い

上記の様にプレゼントを入れるために靴下を準備するというのもひとつのエピソードから始まったものですが、クリスマスの飾りとして大きな靴下を作ってみるのも良いでしょう。

プレゼント目的ではなく、単純に靴下の飾りつけをするだけでもクリスマスの雰囲気がアップしてお部屋の中も可愛らしくなります。

必ずしも赤ではなくブルーやホワイトカラーなどを使用しながら作れば、お部屋の中を美しく彩ることができます。
インターネット上には様々な型紙などがありますので、こういったものを上手に活用しながらクリスマスの飾り付けをしてみてはいかがでしょうか?

ミシンを使っての作成や縫い物などが苦手な人はアイロンでくっつけるタイプのテープを活用したり両面テープなどを活用することもできます。

クリスマスと靴下には前述の通り意外なエピソードがありますが、このような素敵なエピソードを想像するからこそ、クリスマスの朝の時にもなんだか穏やかでとても和やかな気分になります。

もちろんお子様のプレゼントをこうした靴下の中に入れてあげるのも翌朝の楽しみとなり良いでしょう。

お子様と一緒に靴下を手作りするというのも一つの楽しみになってくれそうです。

また靴下を吊るして眠りにつく際には、サンタクロースがプレゼントを入れる姿を見てはならないため、しっかりと眠りについていなければならないこともお子様にも教えてあげると良いです。

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