中国のクリスマスの過ごし方

中国のクリスマスの街の様子

中国のクリスマスの街の様子は、日本のようににぎやかでイルミネーションがきれいです。
中国も日本同様、クリスマスと言えば物が売れますから、人の出入りも活発化し、街が輝き活き活きするのでしょう。

しかし、日本と大きく違うところがあります。
それは12月25日を過ぎてからのことで日本はすぐにクリスマス用の飾りつけを片づけ、一気にお正月モードになりお正月商戦に突入と言った感じになりますが、中国は違うのです。
年が明けてもクリスマスの飾りつけはそのままで、いつまでも街のあちらこちらにクリスマスが残っています。

クリスマスと言えばリンゴ

中国のクリスマスというと、リンゴが重要な位置を占めています。
リンゴを食べたり、プレゼントにしたりするので街のあちこちにキレイにラッピングされたリンゴが売り出されているのは日本とは全然違う光景です。

そもそもなぜリンゴなのかというと、中国語の言葉に由来するのです。
「平安夜(ping an ye)」は中国語でクリスマスイブを意味しますが、平穏という意味もあります。
そして、平穏の果実というと「平安果(ping an guo)」で略すと「平果(ping guo)」となり、苹果(ping guo)」(リンゴ)と同じ発音になるので、クリスマスはリンゴを食べようという風潮になったようです。
つまり、クリスマスを平和に穏やかに暮らしたいということでしょうか。

このようなことで、中国のクリスマスというとリンゴなのでしょう。
この時期、中国ではリンゴはものすごく売れますから、中国経済にとって書き入れ時かもしれません。
一つひとつ可愛くラッピングされたプレゼント用のリンゴが街のあちらこちらで売られています。
ラッピングの仕方もカラーが豊富なのはもちろん、サンタ仕様など色々な工夫が見られますので見ているだけでも楽しいものです。
このような光景は日本でも他の国でも見られないものですから、中国独特の風習といってよいものでしょう。
このように顕著な日本との違いは、なかなか面白いものです。

クリスマスの過ごし方は日本と同じで人それぞれ

クリスマスの過ごし方というと、日本同様、人それぞれのようです。
たとえば、友人と買い物をしたり、パーティーを開いたり、クラブでのパーティーに参加したり、恋人や家族と濃厚な時間を過ごしたりとクリスマスならではの人それぞれの過ごし方があるでしょう。
中には日本にもよくある「岩盤浴」に出かけるという人もいるようですから、本当に」人それぞれの過ごし方を楽しんでいるのです。
因みに中国でも「岩盤浴」は大人気で施設の中ではシャンプーや化粧品等の日本製品が多数売られているよう。

中国も街中は日本同様、クリスマスはブランドショップ等のイルミネーションが綺麗で気持が華やかになるのは間違いないことです。
リンゴがシンボルのクリスマスということ、飾り付けがいつまでもあるという以外は日本と同じですから、もし何かの機会で中国でのクリスマスを過ごすことになっても違和感ないでしょう。
お隣の国なのでお互いに良い影響を受け合っているのかもしれません。

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