クリスマスケーキの始まり

国によって違うクリスマスケーキ

インターネットをはじめとして様々なテレビ番組などでもクリスマスが近くなってくると多くのケーキ特集が組まれます。

それぞれのご家庭で手作りするということもありますが、もともとクリスマスケーキの始まりは19世紀にフランスで作られるようになったものだといわれています。

フランスでは木の形をしたブッシュドノエルと言うケーキが一般的になっており、クリスマスの薪という意味を持っています。

近年の日本でもブッシュドノエルは非常に人気を集めていますので、おしゃれなものから有名ショップが販売するものまで販売されるようになりました。

またドイツではシュトーレンというケーキが一般的になっており、こちらは柱や板をイメージしたケーキとなっています。

その他、イギリスではケーキよりもプディングが主流となっており、もともとはプディングの中に婚約指輪などといった小物を混ぜ込んで開けた際に当たった人が幸運だという風潮があります。

国や地方によって食材を有効活用している。

見た目やキリスト教にちなんだクリスマスケーキだけではなく、それぞれの地方によってどのような食材を使っているのかも違いがあります。

フランスでは、ベラベッカと言うケーキを作りますが、これには沢山のドライフルーツやナッツなどを使用して寒い冬でも多くのフルーツが食べられるように工夫されています。

イタリアではパネトーネを焼きますが、こちらもたくさんのフルーツを混ぜ込みクリスマスのシーズンだけ食べるしきたりがあります。

また、イギリスのミンスパイもクリスマスには有名ですが、こちらの場合にはフルーツ以外にも挽肉などを使用して香辛料と共にパイの中に包み、焼き上げたものとなっています。

日本では大正14年に初めてクリスマスケーキが作られたといわれており、アメリカに修行に行った、今で言うところのパティシエさんが作ったケーキをモチーフに、クリスマスシーズンには大きなデザインにしたようです。

1922年に海外で生まれたとされるクリスマスケーキは1552年に山口県にザビエルが持ち込んだことによって、それからは毎年のように食べるご家庭が増えたようです。

もちろん日本だからといって日本で販売されているケーキのみを食べるなどの決まりはありませんので様々な国のクリスマスケーキも手作りしてみても良いでしょう。

クリスマスケーキ

最も古いとされるクリスマスケーキは前述の通り、ブッシュドノエルだと言われていて、ご家庭でも手軽に作ることができるので、ご家族で作った後、飾り付けなどをしてみても良いです。

日本ではクリスマスシーズンになると非常に様々なデザインのケーキ販売されるので毎年のように違ったデザインのケーキを購入するのが楽しみな人もいるでしょう。

通信販売でもオシャレなケーキが購入できるため、普段は食べることも少ない有名ショップのケーキなどを食べて豪華な食卓になりそうです。

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