誕生日説について
みなさんがクリスマスの由来と聞いて思い浮かべるのはどんなものでしょうか?
まず基本的にクリスマスというのは、イエスキリストが誕生した日と言われています。
しかし実際にはイエスキリストが誕生した日ではなく誕生祭として扱われていました。
イエスキリストの誕生日が明確になっている書物などは一切見つかっていませんので、はっきりといつ生まれたのかについては誰も知らないままとなっています。
しかし誕生祭であることと太陽の誕生日であることが12月25日に重なっていたため、キリストの誕生を太陽の誕生としてクリスマスに設定したようです。
現在ではキリストの誕生日として伝わっているクリスマスですが、実は誕生日ではなかったと聞いて驚く人もたくさんいるのではないでしょうか。
サンタクロースとキリストの関係について
たくさんのプレゼントをそれぞれの家庭に配るサンタクロースの存在というのは、誰もが小さな頃に信じていたものではないでしょうか。
海外では特に煙突からプレゼント配るサンタクロースの様々な逸話があります。
サンタクロースとキリストは親族であったのと言う諸々の諸説あるようですが、実際にはサンタクロースはキリストと元々無関係の人物でした。
キリスト教徒であると言う共通点はあるものの血縁関係などは一切ありません。
サンタクロースはキリスト教の聖人としてセントニコラオス、もしくは、サントニコラオスという名前を持っていました。
この人物は貧しい家庭などに対して金貨を投げ込んで多くの家庭を救ったといわれており、その際に金貨を投げ込む方法として煙突を使ったことが由来になっているようです。
英語がどんどん訛ったことによって結果的にはサンタクロースと呼ばれることになり、現在までサンタクロースの存在が定着しています。
またこのサンタクロースは1925年にフィンランドに引っ越したことが知られており、ここからサンタクロースはフィンランドに住んでいるというイメージ、そして様々なエピソードなどが世界中に広がりました。
金貨を配っていた頃のイメージとしては、ホワイトカラーやグリーンなどを身にまとい、妖精のようなファッションを身にまとっていたようです。
その後コカコーラがCMでシンボルの赤を起用したことによって、サンタさん=レッドカラーのイメーージが強くなりました。
サンタクロースとキリストがどのような関係なのかと気になっていた人もたくさんいるのではないでしょうか。
実際に親戚などの血縁関係だと思っていた人もいるようですが、このようにクリスマスがキリストの誕生日ではないことや、サンタクロースの由来などについても細かく知ることは大切なことです。