カナダのクリスマスの過ごし方

カナダのクリスマスは、日本とは大きく違う

カナダのクリスマスは、日本とは大きく違います。
日本のクリスマスは多くの人が仕事をしており、年末年始になってから休みが始まります。
これに対してカナダのクリスマスは日本より伝統的文化として重視されており、多くの人がクリスマスイブから早めに仕事を終えます。
そしてクリスマスになると多くのお店や会社が休みとなり、そのまま26日も「ボクシングデー」という休みとなっています。

27~30日は日本の場合は冬休みが始まるタイミングですが、逆にカナダではお店や会社が営業しています。
そして31日の大晦日は早めに終業もしくは休日とする人が多く、1日の元旦は会社は休みですが一部のお店は営業をします。
多くの会社やお店は2日から通常営業となります。

カナダのクリスマスは、日本の年末年始に似ている

前述のような休みのスケジュールから言えることは、「カナダにとってのクリスマスは、日本にとっての年末年始の休みに似ている」ということです。
ただしこれは、「カナダにとってはクリスマスが日本のお正月にあたる、つまりクリスマスが新年の始まり」ということではありません。
これを間違えてしまう人もいますが、カナダでも新年は1月1日に入るタイミングからです。

ただ、カナダの年末年始は日本ほど盛大ではありません。
多くの会社やお店が1日しか休まないため、カウントダウンイベントなどもあまり行われません。
新年のために打ち上げ花火を上げるイベントなどは開催されますが、日本のようなカウントダウンライブや新年を祝う正月番組などはそれほどありません。
日本人からすると少し物足りないような気がしてしまいますが、これがカナダの文化です。

カナダではクリスマスをどう過ごすのか

カナダでは年末年始よりもクリスマスを大きく祝います。
自宅でクリスマスソングのBGMを流しながら食事の準備をする家庭もあれば、クリスマスプレゼントを用意して楽しむ人もいます。
クリスマス本番に向けて大きな企画を数か月前から準備する人など、さまざまな楽しみ方があります。
クリスマスに七面鳥を食べるのも、カナダでは定番となっています。

さらに家庭によっては、離れた場所に住む子どもたちが一斉に集まり、お祝いをするところもあります。
日本でもお正月には親戚一同が集まるという家庭があるように、カナダ人にとってクリスマスはとても大切な期間であることが分かります。

あるカナダの家庭では、とにかくゆっくりとクリスマスを過ごしていました。
美味しい食事をしたあとはテレビを見たりケーキを食べたりして、日々の仕事のことなどは忘れ家族と過ごす大切な時間としてクリスマスを扱います。
このように、カナダの人たちはクリスマスを大事にしているのです。

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