ブラジルのクリスマスの過ごし方

ブラジルのクリスマスはどんな様子?

南半球にあるブラジルのクリスマスは真夏です。
つまり、暑い時期のクリスマスとなるわけですが、国教がカソリックであることもあり、なかなか賑やかで、人々はこの時期、カーニバルも近いだけあって心がうきうきしているよう。
それに、この時期学校は休みになりますし、企業は13ヶ月目の月給を出してくれるそうですから、人々の懐も温かいのです。

11月になると、クリスマス商戦が始まるようで、お店の飾りつけもクリスマス風になり、だんだんと街が華やかなクリスマスモードになるのです。
各お店はまるで競うかのように、クリスマスの飾りつけを頑張ります。
特にショッピングセンターやショッピングストリートといったところはこのクリスマス前がもっとも売上が見込める時期になるようで力の入れようが半端ではありません。

でも、お店だけではないのです。
個人宅や公共施設、アパートなどもイルミネーションを施しますので、夜の街はものすごくきれいで別世界のようになります。
このようなところは日本では見られない光景でしょう。

名物スポットのご紹介

それでは、クリスマス関連の名物スポットをご紹介します。
まずは、「ギネスブック公認 世界最大の湖上クリスマスツリー」です。
こちらは、リオ・デ・ジャネイロ市ホドリゴ・デ・フレイタス湖に浮かべられる高さ85mの巨大なクリスマスツリー。
輝くイルミネーションがステキです。

そして、「巨大クリスマスツリー&音楽と光の噴水ショー」もみどころありです。
こちらは、サンパウロ市イビラプエラ公園の向かいに毎年設置されるクリスマスツリーで高さが55m以上もあります。
また、公園内の噴水のまわりのイルミネーションも素晴らしいです。
毎晩開催されるマルチメディア噴水ショーも見ごたえあります。

そして、「ギネスブック公認 世界最大のサンタクロース」も見たいものです。
サンパウロ市北部のショッピングセンター、センテル・ノルチ付近に2013年から設置されたそうで、高さ20メートル、重さ14tという巨大サイズになっています。
「ノエルザォン(大きなノエル)」と親しみこめて呼ばれているようです。

どんな食事があるの?

ブラジルのクリスマスのメニューは定番のシチメンチョウやチキンの丸焼き、クローブ、プルーン、パイナップルを一緒に焼いた大きなハム、干しブドウ入りのファロファ、リンゴやチキンの入ったポテトサラダ、グリーンサラダ、トマトサラダ、ごはんや白パンといたものです。
その他に胡桃などのナッツ類、イチジク等の果物も頂きます。
また、日本でも有名になった「パネトーニ」というパンのような焼き菓子もあり、ドライフルーツ入りだったり、チョコレート等が入っていたりとバリエーション豊かです。

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