イギリスのクリスマスの過ごし方

キリスト教が普及している国のため、クリスマスは盛大

イギリスでは、クリスマスは一大イベントです。
特にイギリスはキリスト教が大きく広まっている国のため、クリスマスもとても大切な日として位置づけられています。
クリスマスは仕事や学校も休みになるのが一般的で、多くの人がクリスマスの時間を存分に楽しんでいます。

イギリス人はクリスマスをどのように楽しむのか

イギリス人のクリスマスの過ごし方は人によってさまざまですが、恋人とロマンチックな時間を過ごすより、家族と過ごす人が多いです。
日本では「クリぼっち」という言葉が広まっているように、カップルで過ごさない人にとっては寂しさを感じるイベントとして扱われます。
ですがイギリスでは家族と過ごす人が多く、クリスマスの扱い方も日本と大きく異なることが分かります。

イギリスには大学がたくさんありますが、多くの大学生もクリスマスには実家へ帰省します。
イギリスに留学しているアジアの学生などはこうした習慣がないため、大学周辺には留学生だけが残ることになります。
大学周辺に残った学生たちで集まりパーティをするのも、この時期ならではの楽しみとして知られています。
人によっては学友の家庭で行われるクリスマスパーティに招待されることもありますし、ホームステイ先で家族としてパーティに参加させてもらうという人も珍しくありません。

クリスマスは多くのお店が休みだが、26日は大セールがある

日本のクリスマスは、12月になると「クリスマス商戦」が始まり、各地のお店や飲食店でお客さんを呼び込んだりセールを開催したりしています。
しかしイギリスでは、クリスマスには多くのお店が休みになります。
クリスマスは多くの人が家族と一緒に過ごすため、働く人もおらずクリスマスは必然的に休みになるのです。

またお店だけでなく、電車やバスなどの交通機関も動かなくなります。
クリスマスを家族と家で一緒に過ごしたいのは、電車やバスの会社で働く人も同じだからです。
そのため、交通機関もストップするのです。

そしてイギリスの場合、クリスマスが終わった直後の12月26日に大きなセールが行われるのが一般的です。
26日は「ボクシングデー」と呼ばれており、イギリス内の多くのお店で1年間を通して最も規模の大きいセールが開催されます。
イギリスと言えば伝統的なブランドもたくさんありますが、これらのブランドのアイテムも安く購入できるようになります。

このようにイギリスのクリスマスは、日本のクリスマスとは大きな違いがあります。
ぜひこの違いを知った上で機会があれば冬のイギリスへ行ってみると良いでしょう。
本場の雰囲気のクリスマスを、ぜひ感じてみてください。

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