フランスのクリスマスの過ごし方

フランス式のクリスマス

11月中旬を過ぎるとパリの街はクリスマスモードになり、きらきらと輝いてくるそうです。
フランス人はカトリックが多いので、クリスマスというと1年で1番大切な日とされています。
クリスマスイブは家庭で家族そろって食事し、ミサに行くそうです。
この日は、ほとんどの人が家で食事をするので、レストランがすいているので、この時期に旅行に行くとレストランの予約がしやすいかもしれません。

クリスマスというと、レストランやホテルを予約して豪華なディナーを楽しむ日本とはこの点が違います。
クリスマスにレストランがすいているなんて、日本では考えられないことです。

名物スポットやイベントのご紹介

シャンゼリゼ大通りのイルミネーションは逃せません。
そして、コンコルド広場に設置された期間限定の大観覧車も楽しめます。
また、オペラ界隈のデパートGaleries LafayetteやPrintempsのクリスマス装飾は毎年、テーマが異なるので見ものです。
特にショーウインドウのデコレーションとGaleries Lafayette本館ドーム下の大きなクリスマスツリーはパリの人達が毎年ごとに楽しみにしているそうなので、パリに行ったら見てみたいもの。

La DefenseのMarche de Noelはパリ最大級の規模のクリスマスマーケットです。
11月下旬から、お店がでているので早めに楽しめるのも良いところ。
とにかくお店が沢山出ているので、楽しめますし、こちらで飲むホットワインも美味しいです。
イートインブースもあるので、子連れでも楽しめます。

フランスのクリスマスメニュー

フランスの家庭では、クリスマスの日はノエルメニューを頂きます。
どんなものがあるか、ご紹介しましょう。
シャンパンと共に楽しむのが前菜で生牡蠣やフォアグラを頂きます。
メインはシチメンチョウのローストやchapon(シャポン)という去勢した雄鶏、
デザートは日本でもおなじみの「ブッシュドノエル」です。

ここにある「chapon(シャポン)という去勢した雄鶏」ですが、フランスやイタリアで頂く超高級鶏です。
フランスでは、クリスマスには丸ごと一羽、中抜きで頂くよう。
但し、クリスマスの時期でないと食べられないお肉で、フランス人でも食べたことがないという人は少なくないのです。

日本でもおなじみの「ブッシュドノエル」についても調べてみました。
このケーキの命名の由来は諸説あります。
まずはキリストの誕生を祝って夜通し、暖炉でマキを燃やし続けたからという説、前年燃やしたマキの灰が次の年の厄除けになるから、樫の木のマキを燃やすと無病息災になるから、貧しい青年が恋人のプレゼントにマキをプレゼントしたからという諸説です。
因みに「ブッシュドノエル」はフランス語で「クリスマスのマキ」という意味になります。

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