韓国のクリスマスの過ごし方

韓国のクリスマスはどんな様子?

実は韓国はキリスト教徒は多いのです。
そのため、12月25日は国民の休日になっています。

けれども、日本同様、クリスマスというと書き入れ時という意味合いも強く、街は賑やかでイルミネーションも華やかです。
過ごし方は日本と同じで、家族で楽しく過ごしたり、恋人同士のイベントとして仲良く過ごします。
韓国の冬はとにかく寒いので、肩を寄せ合って歩く恋人同士の姿が街のあちらこちらに見られますので、恋人がいない人にとっては寂しい日になってしまいそうです。

サンタクロ―スはおじいさんとして親しまれている

韓国では、サンタクロースのことを親しみ込めて「サンタハラボジ(お爺さん)」と呼びます。
そして、サンタクロースのそりを引く赤い鼻のトナカイは「ルドルフ」とよばれ、サンタクロース同様、親しまれているのです。

このルドルフは実話を元に作られたおはなしにでてくるトナカイの名前で楽曲「赤鼻のトナカイ」の主人公でもあります。
この日本でも親しまれている楽曲「赤鼻のトナカイ」は実話を元にしたお話のテーマソングのような曲です。

プレゼントはどんなものを贈る?

韓国でのクリスマスプレゼントというと、日本と大体同じです。
子供達は「いい子にしていれば、サンタさんが来てくれる。」と言われ、朝目が覚めるとクリスマスプレゼントが枕元に置かれています。

恋人同士は、マフラーや香水、化粧品、アクセサリーの人気が高いようです。
クリスマスプレゼントにかけるお金は平均5~10万ウォンとなっています。
日本円にすると、5000円~10000円くらいです。

クリスマス商戦はどんな感じ?

では、韓国でのクリスマス商戦をご紹介しましょう。
クリスマスケーキのクリスマス商戦はさかんです。
韓国では、洋菓子店はもちろん、ベーカリー、アイスクリームショップ、ドーナッツショップと幅広くクリスマスケーキが売られています。

その宣伝活動は日本を上回っているほどのもので、各ブランドはイメージモデルを登場させ、テレビCMやポスターで宣伝合戦をしているようです。
この時期にクリスマスケーキを買うとおまけがもらえるというキャンペーンもさかんで、そのおまけもマフラーやブランケットといった豪華なものが目立っています。

その一方、クリスマスカードはスマホの普及で売れなくなってきたようです。
とはいえ、まだクリスマスが近づくにつれて文房具店、ファンシーショップ、ドラッグストアではクリスマスカードコーナーが登場しています。

また、各地にはクリスマスツリーのオーナメントや電飾などの商品も多く売られ、連日人々でにぎわっています。ツリーは大きなものから机に置けるような小さなものまで、様々なサイズがあり人々に好評です。

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