フィリピンのクリスマスの過ごし方

フィリピンのクリスマスシーズンは9月から

フィリピンのクリスマスは日本と同じく12月25日ですが、クリスマスシーズンはこれよりも前に始まります。
日本では紅葉やハロウィンなどのイベントがあるため、本格的なクリスマスムードになるのは11月に入ってからです。
しかしフィリピンの場合、何と9月からクリスマスシーズンに入ります。
つまり日本で考えると、8月に夏が終わり、秋の雰囲気になる9月からクリスマスムードになるということなのです。

日本ではかなり早いように思うかもしれませんが、フィリピンでは一般的なこととなっています。
4ヶ月以上もこの時期が続くため、フィリピンの街は1年の中で3分の1もクリスマスのことを意識していると言えそうです。

フィリピン人はクリスマスシーズンをどう過ごすのか

フィリピン人はクリスマスの時期に入ると、買い物をする機会が多くなります。
フィリピンにはさまざまなショッピングモールがありますが、お店ではクリスマスに向けた商品が並ぶようになります。
9月から少しずつ商品ラインナップが増え、クリスマスが近づくにつれて商品数は徐々に多くなります。
そして、お店のセールも大々的に行われるようになります。

こうした時期になると多くの人が買い物に訪れて、ほかの時期の2倍や3倍の人がショッピングモールに訪れることもよくあります。
クリスマス関連以外の商品も大幅な値引きをしていることがあるので、チェックしてみると楽しいはずです。

また、この時期はたくさんの人が買い物をするため、タクシーを呼び止めにくくなります。
普通の時期なら少し待てばタクシーを拾えますが、クリスマスの時期はなかなかタクシーが止まってくれません。
もし旅行中にこうしたことがある場合、前もって「クリスマス時期は仕方ないのだ」と考え、いらいらせずに待つことが大切です。

さらにこうしたセールの時期は、買い物をする人をターゲットとしたスリも増えるようになります。
楽しいクリスマスの買い物を台無しにしないよう、スリや盗難に気をつけた防犯対策をすることが大切です。
警戒意識を高めた警察も増えるため、自分の行動にも注意しましょう。

年末年始もまとめてお祝いするのがフィリピン流

フィリピンのクリスマス当日の過ごし方は、家族と一緒に楽しむのが一般的です。
日本ではカップルで過ごす人も多いですが、フィリピンでは多くの人が帰省するなどして、家族団らんの時間を楽しむのです。
また、フィリピンでは年末年始も合わせてお祝いすることが多いです。
このことを知っておくと、旅行や留学をしときに役立つでしょう。
クリスマスの時期にフィリピンへと行く機会があれば、ぜひ買い物などをしてフィリピンのクリスマスを楽しんでください。

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