梶原山公園で夜景

夜景が美しいことで有名な梶原山公園

静岡市にある梶原山公園も、美しい夜景を眺めることができるスポットとして有名です。
旧静岡市と旧清水市が共同で整備したこの公園は、2019年には日本夜景遺産に指定されています。
展望台からは静岡市葵区と駿河区、そして清水区を臨むことができ、お天気によっては富士山や駿河湾、伊豆半島なども見ることができます。

梶原山公園のある梶原山は標高279mの山で、頂上付近が公園になっています。
公園内には東屋もしつらえてあり、開放的な気分を満喫できるのが梶原山公園の特徴です。

おすすめの遊歩道

梶原山は、別名を「夕日無山(ゆうひなしやま)」とも呼ばれています。
梶原景時親子が鎌倉幕府に追われて、最後を遂げた地であるために梶原山という名前がつけられています。
梶原山の山頂から一本松公園(帆掛山)までは1kmほどの緩やかなハイキングコースとなっており、春や夏にはおすすめです。

帆掛山にはその昔、大きな松の木があり、駿河湾を航行する船が目印にしていたことから一本松公園という名前が付けられました。
一本松公園からの眺めも梶原山公園に劣らず美しく、南には日本平、東には富士山の美しい姿を眺めることができます。

梶原山公園から歩いて約10分、729mの地点には霊山寺がありますので、立ち寄ってみるのもいいでしょう。
霊山寺は天平勝宝元年(749年)に僧の行基が解散したと伝えられるお寺で、静岡県内では2番目に古い建造物で国の重要文化財に指定されている仁王門などを鑑賞することができます。
霊山寺は「大内観音」「雨乞い観音」とも呼ばれており、15年ごとに秘仏の千手観音菩薩がご開帳されます。

霊山寺はお花見スポットとしても有名で、参道の途中にある三十三曲がりという場所は桜の季節の他に紫陽花の季節も見応えがあります。
今度からは一本松公園のハイキングコースが伸びていますので、梶原山公園に行ったら辺り一帯を散策してみると楽しいでしょう。
霊山時にはお手洗いはないので、注意しましょう。

梶原山公園へのアクセス

梶原山公園に電車でアクセスする場合には、JR静岡駅からしずてつジャストラインバス竜爪山線(瀬名川経由)に乗り、「瀬名リンク西奈前」で下車してから歩いて約1時間の道のりです。
帰り道は瀬名リンク西奈前ではなくて、「大内観音入口バス」からバスに乗ります。

車で行くのであれば、東名高速道路「清水IC」で降りて約25分です。
電車で行くとかなりの距離を歩かなければならないので、歩くのに自信がない人は車を利用した方がいいでしょう。
25台の車を収容できる駐車場は無料で、24時間開いています。
公園は24時間オープンしており、入場料は特にありません。

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