あたたかな光が包むSENDAI光のページェント

SENDAI光のページェントの歴史

杜の都仙台といえば8月に開催される七夕祭りが有名ですが、クリスマスの季節も「SENDAI光のページェント」で仙台の別の顔を楽しむことができます。
ライトアップ期間は毎年12月の初旬から12月31日までで、「SENDAI光のページェントin泉パークタウン」は11月1日から翌年の3月31日までになっています。

「スターライト・ファンタジー」という副題の付いたSENDAI光のページェントが始まったのは1986年のことで、「杜の都から光の都へ」を理念としてけやき並木の続く定禅寺通りと青葉通りにイルミネーションを施しました。
同イベントの運営資金は半分以上が市民の募金と企業からの寄付によって賄われており、市民ボランティアが中心となって毎年開催されています。
2008年からはイルミネーションを100%バイオマス発電によるグリーン電力でまかなっており、電球にも消費電力の小さいLEDが2009年から使用されています。

SENDAI光のページェントの見どころ

2019年に開催された第34回SENDAI光のページェントは「~Always Be Happy!~」をテーマに、定禅寺通りのケヤキ並木160本に約60万球の美しいライトが輝きました。
期間中はアイスリンクや出店ブースも設置され、寒い冬場とは言え、街は独特の活気に満ち溢れます。

約5万球のLEDに彩られた高さ30メートルのシンボルツリーも登場するなど、見応えのあるイベントです。
シンボルツリーとなるのは勾当台公園内にあるヒマラヤスギで、国内でも最大級のイルミネーションツリーとなっています。

SENDAI光のページェントおすすめの場所

SENDAI光のページェントの中でも写真スポットとして特におすすめなのは、「せんだいメディアテーク(図書館)」前のスペースです。
一番端からめくるめく光のトンネルを一望する絶好のスポットですから、ぜひ行ってみてください。
せんだいメディアテークのガラス張りの壁面に反射する光にも何とも言えない美しさがあります。

また、イタリアの彫刻家ヴェナンツォ・クロチェッティ作の「水浴の女」での記念撮影も楽しいものです。
中間地点まで来ると、360度のパノラマでイルミネーションを楽しむこともできます。
とにかくゆっくりと散策して、光の洪水を楽しむことをおすすめします。

光のページェントの実施時間は日曜日から木曜日が17:30〜22:00、金曜日と土曜日およびクリスマスイブは17:30〜23:00、最終日の大晦日は17:30〜24:00となっています。
光のページェントは並木明日を歩きながら見るのが一番ですが、市内を周遊する観光バス「るーぷる仙台」の夜間特別運行便「光のページェント号」からの眺めも格別です。

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